子供と大人の身体の違いと「骨のしくみ」
子どもの身体は、身長、体重、筋肉量、骨密度、神経など、どこを見ても大人とは異なります。
中学生くらいになりますと、見た目は大人と変わらないようになりますが
成長過程にある身体と、大人の身体を比べても、大きな違いがあることは確かです。
さらに、同じ年の子供同士を比べても、身長や体重、筋肉量など、成長スピードはそれぞれ。
成長が早いこどもと、晩熟な子供では、同年代でも最大5年ほどの違いが見られることもあるほどです。
このように、こどもと大人の身体の違いは
見た目でわかる身長や体重だけでなく、骨や神経にも及びます。
とくに、第二次成長期(10歳~12歳ごろ)のあいだは、身体は著しく変化しているのです。
手足などの骨は、「長管骨(ちょうかんこつ)」と呼ばれ、パイプのような形をしています。
長管骨の両端には、骨が成長するために必要な「骨端線(こったんせん)」があり
成長しきると閉じてしまうので、大人の骨には見られません。
骨端線は、骨を上下に成長させるもので、骨を太くするのは、骨膜でおこなわれます。
骨膜というのは、その名の通り骨を包んでいる膜のことで
骨膜は、骨端線と違って、大人の骨にもあります。
また、こどもの骨の大きな特徴として「軟骨の厚さ」が挙げられます。
とくに成長期は「関節軟骨」が厚く、衝撃吸収力に長けています。
しかし、この厚い関節軟骨は、骨との結合力に欠けるため
横方向の「剪断力(せんだんりょく)」が弱いという、大人にはない弱点があるのです。
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